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華麗なる一族 第6話

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  「万表家の崩壊」です。
ネタバレありですから、見たくない人はご用心ください・・・


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ストーリー
昭和43年1月2日。 鉄平)が業務提携を取り付けて来ていたアメリカンベアリング社が吸収合併されたというニュースが飛び込んできた。阪神特殊製鋼の錢高)の報告を受けた大亀)は、鉄平が追加融資の依頼にやってくるということを大介)に連絡するが、大介は、小が大を食う合併を急いでいるこの時期にそんなことに手を貸す余裕などないと断る。

そんな鉄平の所に大同銀行の三雲頭取()が訪れる。彼は、追加融資を前向きに検討すると約束するが、メインバンクの阪神銀行の追加融資が未だに取り付けられていないことに驚く。その三雲をさらに驚かせたのが、鉄平の口から出た、大川一郎代議士()の闇献金の記事をリークしたのは阪神銀行であるという事実であった。三雲はその足で、大介の元へ向かった。

阪神銀行が今後阪神特殊製鋼へ追加融資をするのかどうかを確認するためである。
ところが、大介は、鉄平には強い意志と才能があると力説する三雲に、小さい蜘蛛が大きな虫に襲い掛かる光景を重ねていた。そう、三雲との会談を終えた大介は、大亀に大同銀行の内情を洗うよう命じたのだ。いよいよ、大介の標的は大同銀行となるのか?

三雲の尽力もあり、阪神銀行から20億円の追加融資が決定した。これで、親子のわだかまりは水に流してくれと大介が言う。戸惑う鉄平だったが、そこまでしてもらえるとは思ってなかったと素直に応じる。
その数日後、20億円の入金があった。あまりの入金の早さに益々阪神銀行の融資決定に疑問を感じる鉄平。
そんな折、大川の死でもっとも恐れていた事態が勃発する。帝国製鉄所長の和島)が、今後の銑鉄供給契約を更新しないと告げてきたのだ。それでは、第一製鉄に連絡を取ろうと言うと、「無駄ですよ。第一製鉄も契約更新しないということになってますから。」と和島所長に告げられる。

銑鉄供給をストップを宣言され思い悩んだ鉄平はある決断をする。銑鉄の供給が途切れる6月までに高炉を完成させるのだ。そのために人を集める必要があった。その依頼を作業員のゲンさん()に求めていた。そんなとき、突風に煽られて作業員の一人が海へ落ちたと連絡が入る。急いで現場へ駆けつけた鉄平。海へ飛び込んで必死に作業員を助け、何とか一命を取り留める。

大同銀行の内情を探った結果を、大介、相子()、大亀、美馬()で話し合っている。日銀派と生え抜き派では、数の上では生え抜き派の方が勝っており、それを取り込めば道はあるかもしれない。大介は、そのために、阪神特殊製鋼を倒産に追いやって、綿貫専務()たち生え抜き派が、阪神特殊製鋼に肩入れした三雲頭取たちを追い出すためのきっかけとして利用しようとしていた。その後10位の阪神銀行が5位の大同銀行を飲み込もうというのだ。そのための手段として、銑鉄の供給を打ち切ることが必要だという。そう、帝国製鉄に手を回して銑鉄の供給を止めたのは他ならぬ大介だった。途中から酔っ払って帰ってきた銀平()も加わっていたが、大介の考えにあきれて自宅へ帰っていく。

銀平の自宅では、豪華な料理を用意して、万樹子()が銀平の帰りを待っていた。お祝いをしようと思ってと言う万樹子。めでたく子供ができたのだ。しかし、銀平は万表家に嫌気が差しているので、これ以上不幸な血を残したくないと思っており、誰にも言ってないか確認した後、堕ろすように言い放ち、また外出してしまう。

鉄平は、夜も遅いが、作業員を集めなければいけないため、街中へ出る。しかし、万博の工事のため作業員はそっちに駆り出されており人は余っていない。作業現場で頭を下げる鉄平を見かけた銀平は、鉄平の前向きさに感心する反面、無駄な努力と分かっているため大声で笑ってしまう。銀平も自分の思うとおりに生きろと言う鉄平に、自分はそんなに強くないと答える銀平。

1月10日に阪神銀行から融資のあった20億円は、1月31日に阪神銀行の都合により一時返金されていた。鉄平はまだその事実を知らない。銭高常務(阪神銀行から出向中)が大介の元を訪れ、資金が必要なことを伝えるが、大介は、あれは大同銀行に安心して貸し出させるための見せ掛け融資だと言う。それでは突貫工事が完成しても・・・という銭高の言葉で顔色が変わる大介。銀平に高炉が完成すれば大介の努力も水の泡、今度は兄さんが父さんのアキレス腱になると言われる。しかし、時は万博の準備で大賑わい。大手の鉄鋼会社も工場の建設が大幅に遅れるくらい人手が足りない状況を考えると、6月までに高炉を完成させるなど到底できないと大介は睨んでいた。

相子は、大介の夢をかなえるためには佐橋総理とのパイプが必要と、二子()の見合いを成功させると意気込んでいる。二子に、阪神特殊製鋼が見える高台で「あの煙突から煙を吐かない日が来たら二子さんもかなしいでしょう。」と問いかける。佐橋との見合いがなくなれば、大介の立場が危うくなる。すると鉄平の高炉建設も頓挫しかねない と言われたことで、考え込む二子。四々彦()に高炉建設が失敗して会社が倒産したらどうなるか と尋ねる。「生きる気力もなくなる」と言われた二子は無言で四々彦にすがりつく。

工事開始日が近づいているが人集めに難航する鉄平。そんなとき大介は頭取室に銀平を呼び出し、佐橋総理の甥との見合いが決まったので、条件は全部そろった。鉄平は作業員をまだ3割も集めていないからもう自分の勝ちだ と銀平に告げる。しかし銀平は、父さんは兄さんに負ける と言い放つ。企業を育てるという銀行家の信念をなくしてしまい、阪神特殊製鋼を潰すと決めたときから策謀をめぐらせているだけだ。兄さんは技術者としての理想と経営者としての信念を持って行動している。人はそういう人について来るんだ。おじいさんのように。今は勝ってもいつかまける日が来ます と・・・

そして3月1日、ついに工事開始日が来た。しかし、作業員が少なすぎて工事は開始できない。やむなく中止を言い渡そうとする社長に、もうひとつだけ可能性のある業者があるから少し待ってくれという鉄平。
一方大介は、誰にも分かってもらえない先代の亡霊との戦いの重さを一人感じていた。「大介、公家の女の肌は白くてマシュマロのように柔らかかった」という先代の言葉を思い出していた。
鉄平は最後の頼みの綱、遠藤建設からの返事を待っていた。しかし作業員は集まらなかったと連絡が入る。やむなく集まった作業員に解散を申し渡した直後、無数の足音が聞こえてきた。そちらへ鉄平が走っていくと、ゲンさんが大勢の作業員を連れて現れたのだ。涙する鉄平・・・「当社はこれより突貫工事に突入する」

毎回おもしろいですね。
鉄平の父親は先代の敬介おじい様に決定ですね。そして恐らく芙佐子の父も。
来週芙佐子の出生が明らかになりそうです。そして高炉建設現場で事件が起きます。


 <前回のあらすじ



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